旭川の繁華街から少し外れた細い路地裏に
隠れ家のようにひっそりと佇む
カフェ『黒猫亭』
表通りとは切り離され
ノスタルジックな雰囲気が漂います。
こちらのカフェは、
地元旭川を離れ東京に長く住んでいた
女性オーナさんが帰郷し始めたカフェだそうです。
このお店周辺に住み着いている
黒猫を見かけたことがあったので
その黒猫が店名の由来かと尋ねてみたところ
横溝正史の推理小説「黒猫亭事件」の黒猫亭が由来で
黒猫のことはカフェを始めてから、知ったそうです。
その偶然の黒猫との結びつきもなんだか素敵に感じます。
店内はピンクの壁が可愛く
アンティーク調の家具が置かれ
落ち着いたレトロな空間を醸し出しています。
メニューは
壁に掛けられた黒板に書かれています。
その中で日替わりメニューは
オーナーさんに尋ねて確認。
この日はタイプレート(800円)をいただきました。
鶏そぼろにバジルとスパイスがきき
食欲をそそる絶妙な味付けです。
サラダ付きでボリュームもあり
食後には珈琲か紅茶が付きます。
他にも、お料理上手なオーナーさんの作るご飯は
洋食、中華、アジアン料理と幅広く
パンやケーキも手作りです。
気さくに話しかけてくれるオーナーさんと
ゆったりとした時間の過ごせる空間。
通い詰めたくなるおすすめカフェです。
カフェの営業は不定休。
5条通側の路地入り口に小さなメニュー看板が
置かれているのが、オープンの目印です。
(旭川カフェ)